自家製梅酒の作り方

比較的簡単に作れて手間いらず。
ちょっと日にちはかかりますが何もしないでじっと見てるだけ。
色が変わるのを見ているだけでもあぁ、できてる、できてる。
そんな待ち遠しさもまた楽しい。

昔ながらの美味しい梅酒の基本的な作り方をご紹介します。

用意するもの

  • ・梅1kg
  • ・ホワイトリカー35度1.8リットル
  • ・氷砂糖1kg (蜂蜜など)
  • ・広口ビン 4リットルサイズ

STEP 1

梅の実を水で洗い“ほし”(ヘタ)を竹串などで取ります。
※梅の実は傷のないちぎりたてが一番。鴬宿(おうしゅく)梅が適しています。香りとコクの有る梅酒が出来ます。

大山町産 鴬宿梅

STEP 2

STEP1の梅の水をきります。以降水気厳禁!

豆知識 1

“ほし”(ヘタ)作業

手作りならではの作業です。1つ1つの梅に愛情を込めて、美味しくなってねと、楽しみながら行ってください。 実は、梅酒蔵おおやまでは“ほし”(ヘタ)は取っていません。雑味の原因となるほどの(それを感じるほどの)影響はないということからです。 自家製の場合、浸け込みや保管の状態が一定でないため、“ほし”(ヘタ)のところに残った水分で雑菌が繁殖する可能性を防ぐ、という理由で“ほし”(ヘタ)を取るように紹介しています。 梅酒蔵おおやまでは高純度のアルコールに浸けるため問題ありません。 また、“ほし”(ヘタ)は梅酒の中で自然に取れて、飲む時にグラスの中にコロコロと入ってくる可能性がありますので、自家製の場合には取っておくことをおすすめします。 梅酒蔵おおやまでは、ろ過をすることでこういった固形物がビンの中に入ることをなくしています。

豆知識 2

竹串や楊枝でぽつぽつと穴をあける作業は?

梅に穴を開ける作業は「しなくても良い」です。 必ずやらなければならないと思い込んでいる人がいますが、梅酒蔵おおやまでは傷の無いきれいな梅を使い、ゆっくり時間をかけてエキスを出す方法で美味い梅酒を作っています。 傷をつけると、早くエキスが出るというメリットがありますが、果実の繊維質がお酒の中に出やすくなる、雑菌を植え付けることになるかもしれないなど、デメリットもあります。

豆知識 3

あく抜きは?

あく抜きは必要ありません。どうしても気になる人は、ふやけや変色に気を付け4時間以内で。

豆知識 4

梅選びのポイント!

新鮮さが大事、固くて大きいもの、傷のないもの、を選びましょう。

STEP 3

梅・氷砂糖の順で広口瓶に入れます。
※氷砂糖はお好みで500g~1kg入れてください。エキスの浸出には糖が必要なのでなるべく1kg入れることをおすすめします。
※氷砂糖の量を減らし蜂蜜を入れると、よりまろやかに仕上がります。

豆知識 5

家庭では氷砂糖を使うのが一番簡単です。

溶け残らない、勝手に溶けてくれて手間いらず、雑味がなく梅の味を楽しめます。

STEP 4

ホワイトリカー35度を1.8リットル注ぎます。

豆知識 6

ホワイトリカー以外でも作れます。

焼酎でも作れます。また、ウイスキーやブランデーに浸けるとドライな梅酒に仕上がります。

STEP 5

蓋をして冷暗所に保存します。
時々揺らして糖分が均等になるようにしてください、そのままじっくり長く熟成させればより深みとコクが出てきます。

1年ぐらい浸けたら梅を取り出し、梅酒をそのまま熟成させてください。2~3年が飲み頃といわれますが、つけてすぐ3か月くらいのクリアな梅酒もフルーティで美味しいです。

※ 急激な温度変化を避ける  光を入れない
※ 足元より下の涼しいところに保管

豆知識 7

混ぜる時には、優しくそっと。

瓶をゆすり過ぎると梅の皮がはがれたりして見た目が悪くなってしまいます。

豆知識 8

酒税法上やってはいけないこと!

果実のお酒はレシピがないといわれるほど分量や材料が自由で、いろいろ試してみるのも楽しみですが、酒税法上やってはいけないことがあります。逆にこれを守れば果実やハーブなどをお酒に付け込んで楽しむことが特別に許されています。

  1. ①20度未満のお酒に浸けてはいけない。(腐敗や発酵の原因にもなる)
  2. ②ブドウ、山葡萄の類は使ってはいけない。
  3. ③米麦いもなどの穀物類とそれらを発酵させた麹類を使ってはいけない。
  4. ④個人で楽しんだりふるまったりするのは構わないが、販売をしてはいけない。
上記はあまり知られていませんので注意が必要です。また、飲む直前に作るカクテルなどはこれには当たりませんのでご安心ください。